タイトル「ピザには種類がある!代表的なピザの違いをわかりやすくご紹介」

世界中で親しまれているピザは、日本でもファストフードとして、老若男女問わず親しまれています。今回は、そんなピザの種類について、簡単にご紹介します。

一口にピザといっても、その特徴は、地域ごとに大きく異なるため、お好みのピザの傾向を知るためにも、ぜひこの記事を参考になさってください。

1. ナポリ風ピザの特徴

ピザの本場といえば、イタリアです。中でもナポリは、ピザ発祥の地ともいわれています。そんなナポリで親しまれているピザで特筆すべきは、なんといってもそのシンプルさです。ここでは、ナポリ風ピザについて簡単にご紹介します。

1-1. 生地の材料は4つだけ

まず、ピザのベースとなるナポリ風ピザの生地についてご説明します。ナポリ風ピザの命ともいえる生地は、生地作りの基本である小麦粉、塩、酵母、水という4つの材料のみで作られています。このごくシンプルな材料で、いかに他店と差別化が図れるかが、料理人の腕の見せどころといえるでしょう。

ナポリ風ピザの生地のおいしさは、形にも由来しています。中央部分は薄く、縁はコルニチョーネ(額縁)と呼ばれる厚みがあるため、食感の違いを楽しむことができます。ナポリ風ピザの生地の縁は生地を伸ばす際に外側へと押しやられた空気が含まれているため、厚みはあるものの、焼いても固くなりません。

パンの耳のような食感のアメリカピザは縁を残す人もいますが、ナポリ風ピザは、縁を残すのをマナー違反と捉える人もいます。

ナポリ風ピザの生地は薄いため、焼きあがり時間がとても短いです。500度以上もの高温になる薪のオーブンを使って、1分強ほどで焼きあげます。こうして焼きあがった生地は、食べたときに外側はカリッと香ばしく、内側はモッチリとしていて、薄い見た目に反してしっかりと小麦の風味が香って、食べ応えがあります。

1-2. トッピングもシンプル

次に、ナポリ風ピザのトッピングに注目してみます。ナポリ風ピザと呼ばれるのは基本的に、「マルゲリータ」と「マリナーラ」2種類のみです。

「マルゲリータ」は日本でも有名なので、ご存知の方も多いかと思います。生地の上に、エキストラバージンオリーブオイル、トマト、モッツァレラチーズ、バジリコをトッピングしたピザです。

対して船乗り風という名前の付いた「マリナーラ」は、エキストラバージンオリーブオイルの上に、トマト、にんにく、オレガノがトッピングされています。ナポリ風ピザがこれほどシンプルな具材なのは、職人自慢のピザ生地のおいしさを引き立てるためなのです。

1-3. 伸ばすパフォーマンスも人気

ナポリ風ピザの生地は非常にやわらかいため、生地を伸ばす際の華麗なパフォーマンスがある点でも有名です。手指を使って器用に空中でピザ生地をくるくると回す様子は、世界大会も開催されるほど人々を魅了します。そうした映像を、店頭やテレビなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

「ピザ回し」と呼ばれるこの高度なパフォーマンスは、お客様を喜ばせたいというサービス精神だけによる行為ではありません。ピザ生地を遠心力で均等に薄く伸ばし、生地中の空気を縁に押し出すという役割もあるのです。

こうして回しながら中心部の空気を外側に逃がすことで、ムラがないきれいな焼きあがりのピザを作ることができます。

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2.  ローマ風ピッツァの特徴

ローマ風ピッツァも、ナポリ風ピザ同様、イタリアを代表するピザです。どちらも一見似ていますが、ローマ風ピッツァは、パリパリとした軽い食感が最大の特徴です。ローマ風ピッツァの独特のこの食感を実現するために、ナポリ風ピザとは材料も見た目も異なります。

ここでは、ナポリ風ピザと比較しながら、ローマ風ピッツァについてご紹介します。

2-1. 軽い食感の秘密は生地
ナポリ風ピザの生地は、基本的な小麦粉、塩、酵母、水のみで作り上げることはご紹介しました。ローマ風ピッツァは、この4つの材料に加え、エキストラバージンオリーブオイルを使います。また、手で伸ばすナポリ風ピザと違って、ローマ風ピッツァの生地は、麺棒を使って念入りに薄く伸ばすのも特徴です。

したがって、縁に厚み(コルニチョーネ)があるナポリ風ピザと違い、ローマ風ピッツァは、縁まで厚みが均一となっています。こうして作り上げたローマ風ピッツァの生地からは、「クリスピー」とも呼ばれるほど軽い食感が生まれるのです。

2-2. トッピングが豊富

ローマ風ピッツァのトッピングは、シンプルが特徴のナポリ風ピザと違って、縁まで具材をたっぷりのせるスタイルです。生地が薄く軽いため、具材のおいしさを存分に楽しむことができます。そのためローマ風ピッツァは、ソースや具材の種類が非常に多く、お店のオリジナリティを出しやすいピザといえます。

あっさりとした具材で軽く楽しむほか、肉類やシーフードなど食べ応えのある具材を使い、メイン料理としてボリューミーに仕上げるのもオススメです。

2-3. 食べ方も異なる

ナポリ風ピザは、レストランで食べることが多く、シェアすることがあまり一般的ではありません。一人一枚をナイフとフォークで食べるナポリ風ピザに対して、ローマ風ピッツァは、おやつ感覚で食べられることが多い食べ物です。本場では量り売りで少量を購入し、食べ歩きで楽しむといったスタイルのカジュアルな食べ物なのです。

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3.  アメリカピザの特徴

アメリカピザの最大の特徴は、なんといってもボリューム感です。生地においてもナポリ風やローマ風といったイタリアのピザとは大きく異なり、非常に厚みがあるパンのような生地を使用します。ガッツリとした食べ応えや満足感を求める人にとっては、腹持ちもよくオススメです。焼く際も、イタリアのピザが窯でサッと焼きあげるのに対し、アメリカピザはオーブンでじっくりと焼きます。

3-1. アメリカピザはパーティ向け

ナポリ風ピザやローマ風ピッツァは、レストランでディナーとして食すこともあります。ナイフやフォークを使って熱々のピザを食べることから、職人の腕をじっくりと堪能する料理ともいえるでしょう。

それに対してアメリカピザは、ファストフードとしての側面が強く、自宅にデリバリーして食べることが多い傾向にあります。家族や友人と一枚をシェアしながら、ワイワイ気兼ねなく食すのがアメリカピザの楽しみ方です。

3-2. チーズのトッピングは外せない

アメリカピザは、主にプロセスチーズを使います。ナポリ風ピザではチーズの臭みの少なくあっさりとした味わいのモッツァレラチーズを使いますが、プロセスチーズを使うアメリカピザでは、強い塩気としっかりとした食べ応えが楽しめます。

さらに、ピザソースを塗った上にトッピングもたっぷりとのせて、全体的にボリューム感たっぷりに仕上げるのがアメリカピザらしさといえるでしょう。

ボリュームという観点でいえば、アメリカピザの中でも、「シカゴピザ」は外せません。近年、日本でも見られるようになったシカゴピザは、パイのような厚みがあり、中には15cmもの厚みをもつ商品もあります。この厚みを出すために、ピザ生地を何層も重ねたり、ハンバーグを中に詰めたりと、店ごとに趣向が凝らされています。

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4. イタリアとアメリカ・日本で大きく異なるピザ

日本でピザといえば、デリバリーピザを思い浮かべる方も多いかと思います。デリバリーピザは比較的アメリカピザに近く、生地タイプやトッピングの選択肢が非常に豊富です。縁にチーズやソーセージを入れた商品も登場しており、この点では日本独自の進化を遂げているといえます。

ピザ発祥の地ともいわれているイタリアにとって、ピザとは伝統料理です。これは「ナポリ風ピザ」の作り方や材料、設備に厳格なルールが定められていることからも明らかです。こうして作られるイタリアのピザは、ナポリ風ピザもローマ風ピッツァも生地自体を味わうピザが主流です。

それに対して、アメリカピザや日本のピザは、しっかりとした生地と遊び心が満載のトッピングで、食べ応えのあるピザが親しまれています。こうした基本的な違いと傾向を押さえておくと、自分の好みのピザを見つけやすくするヒントになります。

5.まとめ

今回は、ピザのおおまかな種類と違いについてご紹介しました。参考になったでしょうか。業務用ピザ窯を販売している「ウェック」では、半日で本格的なピザ生地作りをマスターできる講習会を開催しています。ほかにも冷凍生地玉の販売といった開業支援も行っておりますので、ご興味がおありの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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