ナポリ風ピザとは?その特徴やおいしい食べ方をわかりやすく紹介

イタリアのピザ(正確にはピッツァ)は、大きくわけると、ナポリ風とローマ風の2種類になります。どちらも食べたことはあっても、それぞれのピザの特徴やおいしい食べ方を説明するのは難しいかもしれません。

そこでこの記事では、ナポリ風ピザの特徴とおいしい食べ方、作り方などを紹介します。この記事を読めば、ナポリ風ピザが食べたいだけでなく、作りたいという気持ちになるでしょう。

1.そもそもナポリ風ピザとは?

ナポリは、イタリアのカンパニア州の州都で、南イタリア最大の都市です。風光明媚な湾岸都市のナポリには、教会や大聖堂、お城などの歴史的遺産がたくさんあり、「ナポリを見てから死ね」といわれるくらい美しい街として、多くの人を魅了しています。そのナポリ生まれのピザが、ナポリ風ピザです。

1-1.ナポリ風ピザの特徴

ナポリ風ピザには、いくつかの特徴があります。

●生地に厚みがある
●生地の縁にコルニチョーネがある
●生地の材料は小麦粉・水・酵母(イースト)・塩の4種類のみ
●窯に入れて高温・短時間で焼き上げるので、縁に焦げ目がありながら、生地はフワフワでやわらかい

ナポリ風ピザの生地は、フワフワでモチモチとした食感が特徴です。ローマ風のピザは生地が薄いので、サクサクパリパリの食感になります。どちらのピザもとてもおいしく、長年愛されているため、どちらが好きかは、その人の好みによるといえます。

1-2.ナポリ風ピザの歴史

1660年頃に、ナポリ風ピザの原型的なものが生まれました。「マストゥニコーラ」という名前で、ラードを塗った生地を焼いて、チーズとバジリコをトッピングしたものです。

1750年頃になると、生地にトマトソースをのせてオリーブオイルをかけただけの「マリナーラ」(イタリア語で「漁師風」の意味)が登場します。このピザは、漁師がパン屋にリクエストして作ってもらったのがはじまりです。現在では、定番のトマトを使ったピザの元祖でもあります。

1889年に、ナポリ風ピザのもうひとつの代表「マルゲリータ」が誕生しました。ナポリを訪問する王女マルゲリータを歓迎するために作られたのがはじまりといわれています。

1-3.代表的なナポリ風ピザ

現在では、ナポリ風ピザといわれるピザがたくさん存在します。しかし、伝統的なナポリ風ピザは、先ほどご紹介したマリナーラとマルゲリータの2種類だけです。生地を除いたそれぞれの材料は、以下の通りです。

●マリナーラ/トマトソース・ニンニク・オリーブオイル・オレガノ
●マルゲリータ/トマトソース・モッツァレラチーズ・オリーブオイル・バジリコの葉

マルゲリータのトッピングは、赤いトマト・白いモッツァレラチーズ・緑のバジリコで、偶然にも、配色がイタリアの国旗と同じです。

ナポリ風ピザは、シンプルな材料で作られているにもかかわらず、とてもおいしく、ボリュームがあり、お腹いっぱいになります。そして、栄養価も高くなっています。こうした理由で、ナポリ風ピザは、ナポリ市民からだけでなく、世界中のピザ好きから愛されているのでしょう。

2.ナポリ風ピザの粋でおいしい食べ方

ナポリ風ピザをおいしく食べるコツは、ラーメンを食べる方法と似ています。そういえる理由とあわせて、ナポリ風ピザを粋に、そしておいしく食べるコツを3つご紹介します。

2-1.基本的には1人1枚でシェアしない

日本人はピザを食べるときに切りわけてシェアしますが、本場では、1人につき1枚で、シェアはしません。違う種類のピザを注文してシェアすると、味が混ざってわからなくなるというのが理由のようです。日本人がラーメンを食べるときに1人につき1杯注文するのと同じ感覚なのでしょう。

2-2.熱いうちに食べる

ピザをおいしく食べられる時間は、非常に短くなっています。そのため、焼きたてのピザが運ばれてきたら、すぐに食べましょう。ラーメンも冷めてからではおいしくなく、麺ものびてしまいます。ビザもラーメンも、熱いうちに食べるのが粋でおいしい食べ方なのです。

2-3.コルニチョーネ(額縁)を味わう

ナポリ風ピザの特徴のひとつが、コルニチョーネでした。この部分はふっくらしていて、モチモチした食感が味わえます。さらに、ピザ生地の粉の風味を感じられるのもこの部分です。

コルニチョーネまできっちり食べるもの、ナポリ風ピザを楽しむコツといえるでしょう。

3.ナポリ風ピザの作り方

最後に、ナポリ風ピザを作る方法をご紹介します。この手順を踏めば、本場のナポリピザが作れるでしょう。

3-1.生地の材料は4種類のみ

ナポリ風ピザの生地は、小麦粉・水・酵母(イースト)・塩の4種類のみです。オリーブオイルを後でふることはありますが、生地の中に練り込むことはしません。

3-2.生地は手でのばす

生地は麺棒ではなく、手でのばします。生地がくっつかないように、台に打ち粉をして手でのばしましょう。

コルニチョーネがナポリ風ピザの特徴です。縁が盛り上がるように成形しましょう。そうすることで、具材が外に流れ出るのを防げます。

3-3.窯で焼く

ナポリ風ピザの特徴である外側は、カリッとしていて、中はモチモチという食感を出すために、窯で焼かなければなりません。

本場ナポリのピザ職人は、400~450℃の温度に窯の床面を保ち、1分弱の短時間でピザを焼きます。この高温・短時間が、ナポリ風ピザ独特の食感を生み出すわけです。

そして本場のナポリピザは、煙がピザの香りを損ねないように、ガスや石油ではなく、木を燃料とした窯で焼かれたものと定められています。

4.まとめ

ナポリ風ピザは、ローマ風ピザと比べると生地が厚く、外はカリッと中はフワッとした食感が特徴でした。マリナーラとマルゲリータが伝統的なナポリ風ピザです。ナポリ風ピザの特徴的な食感を出すには、窯を使い高温・短時間で焼き上げる必要があります。

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