ピザ窯を導入するとなった場合、実際のところどういった流れで導入完了に至るのかご存じない方もたくさんいらっしゃるかと思います。
大掛かりな調理器具ということもあり、何から手を付けたらいいのか不安に感じてしまっても無理はありません。
今回はそんなピザ窯の導入について、窯の選定から、導入が完了して調理ができる状態までの流れについてご紹介いたします。
販売業者の選定と打ち合わせ
ピザ窯を導入することになった場合ですが、まず初めにしなければならないことは「販売業者の選定」です。
ピザ窯を販売している代理店などの業者の中から、ご自身の望むピザ窯を販売しているところを見つけなければなりません。
あるいは既製品でなく店舗にオーダーメイドで設置してもらうという方法やDIYとしてご自身で制作する方法もありますが、いずれにしても後悔するようなことにならないように、業者に相談しておけば間違いないでしょう。
販売店をいくつか選定したら、電話などで問い合わせます。知人の紹介、口コミやホームページなどで選定しましょう。
ただしまだこの段階では確定はできません。
相談時の対応や、過去の実績などをしっかりと確認した上で依頼することが大切です。
問い合わせの結果、良さそうという肌感があれば打ち合わせをお願いしましょう。
打ち合わせでは、どのような窯を希望していて設置スペースがどの程度の広さであるのか、予算はいくらくらいを考えているのかなど、設置するにあたって必要な内容を話し合うことになります。
ピザを焼く目的だけでなく、飲食店として使用するのであればお店の売上げ目標なども参考に、ベストといえる窯を決めることになるのです。
少しでも不安なことや疑問があった場合には、遠慮せずにしっかりと確認して解消するようにしましょう。
この後の流れについてはすべて打ち合わせで決定した内容をもとに進めることになります。
窯の発注・制作
打ち合わせの内容をもとに、最終的な見積りが作成されます。既製品の購入であれば、見積もり金額に合意した後に発注となりますが、ここでもたもたしてしまうと在庫の確保ができずに、お店のオープンに間に合わなくなってしまう恐れがありますので、できる限りスピーディに行いましょう。
オーダーメイドの窯ですと、外装などの最終的なデザインも確認が入りますので、問題なく合意となれば制作が始まります。
既製品の場合には、発注さえ済んでしまえば後は納品まで待つだけです。
オーダーメイドの場合は0から制作されることになりますので、製作期間の合間に出来上がる過程を確認していく楽しみもあります。
納品と設置
納品と設置に関しては、既製品の場合にのみ発生します。
店舗の内装などが完成するタイミングは工程表であらかじめ把握できますので、その日を目安として搬入日を確定させます。
搬入日に合わせて搬入業者を手配することになりますので、事前に決めておかなければなりません。
設置当日はトラックで輸送を行い、現地に到着後設置位置までの搬入となります。
搬入時には非常に大切となる水平の調整も行ってもらうことができますし、向きなどもしっかりと確認した上で確定すれば完了です。
オーダーメイドの場合には、製作が完了した後に移設することができませんので、そもそも製作を設置場所で行うことになります。
そのため設置位置や向きなどの調整については製作開始の時点で決めることになるでしょう。
既製品とオーダーメイドどちらにも発生するのが、窯本体に接続する煙突の取り付けです。
ピザを焼き上げる際に発生する煙を屋外へと排出するための重要な設備ですので、ダクトの接続部分に隙間などの不備がないように慎重に取り付けを行うことになります。
使用開始までの準備
窯や煙突の設置が完了したら、消防点検を受ける必要があります。火を取り扱うことになりますので、消防法という法律で定められている基準を満たしているのかをチェックし、問題がなければ使用の開始を待つばかりです。
ピザ窯はいきなり使用開始できるわけではなく、「火入れ」という工程が欠かせません。
設置直後の窯内部には少なからず水分が存在していますので、その水分を火入れすることで蒸発させ、窯の内部を十分乾燥させた状態へと整えるのです。
約2週間この火入れ作業を行うことで、ようやくピザを焼ける状態となります。
飲食店の場合には、オープン時期の変更は困難ですので、設置完了後の工程も考慮した上で十分なスケジューリングをしなければなりません。
火入れ完了後についても、設置した窯でピザを焼くことは初めてとなりますので、何度も繰り返し練習をすることで窯を自由自在に操れるようになるのです。そのための準備期間も当然必要となるでしょう。
また、使用してみて初めて発覚する問題点や懸念点も考えられますので、最終的に問題がないという判断ができるまでは油断禁物です。
設置完了後のアフターケアについてもしっかりと親身になって対応してくれる業者を選ぶことも大きなポイントになります。
ペレット窯なら設置も簡単ですぐ使えます
同じピザ窯でも「ペレット窯」でしたらオーブンのように取り扱えますので、2週間にも及ぶような火入れ作業などの必要ありません。
キャスター付きのタイプですと移動も簡単で店舗への搬入も楽にできます。
性能はオーダーメイドの石窯に匹敵するかそれ以上になりますため、ピザ窯として大変おすすめです。
まとめ
単なる調理設備というわけではなく、ピザ窯を導入するとなりますと、事前の準備やスケジュールが非常に重要となります。
初めての導入時には分からないことだらけになることが予想されますので、経験豊富な業者に相談するといいでしょう。
その点ペレット窯であれば、搬入も容易で開店スケジュールも大幅に短縮できます。
ピザ窯の導入をお考えでしたら、ピザ窯の販売だけでなく低コストでの導入支援までを行っておりますペレットピザ窯のBAKECOOK(ベイクック)をご検討ください。
#ピザ窯販売
#導入支援
#ピザ窯導入