定期的に行うことで火災を防ぐ! ピザ窯の掃除方法とは

定期的に行うことで火災を防ぐ!ピザ窯の掃除方法
ピザ窯内部ですが、ピザを出し入れするほかに火力を出すために薪を燃料としているため、徐々に煤がたまり汚れていってしまうものです。

そのまま放置しますとピザの味にも影響があるばかりか、火災の原因にもなりかねませんので、定期的に掃除しなければなりません。

今回はそんなピザ窯の掃除についてご紹介いたします。

 

掃除の周期

まずはピザ窯の掃除の周期についてですが、ピザ窯の掃除対象としては、大きく分けて「窯本体」と「煙突やダクト」の2つに分かれます。

窯本体ですと調理器具ですので、基本的には毎日行わなければなりません。

営業終了後にきれいにしておくことで、翌日からすぐに営業を開始できますので、多くの店舗が営業後に掃除を行っていることでしょう。

あるいは営業中においてはいつでもピザを焼くことができるように火を絶やさないものですので、窯内部の薪の火を消したタイミング以降であれば大丈夫でしょう。

煙突については、窯の使用頻度によって掃除に適した周期は変動します。

ピザを焼けば焼くほど煙突内部の煤などの汚れが蓄積されていくことになりますので、非常に稼働が多い場合にはおおよそ3ヶ月ごと、あまり稼働が多くないようであれば、少なくとも半年に一度の間隔で掃除の実施をしたほうがよいでしょう。

火災発生のほかにも、煙突が汚れてしまうと煙スムーズに排出されない問題もあります。

逃げ場のない煙は逆流し、窯本体から店内へと広がっていくこともありますので、店内に焦げ臭い匂いや視界の悪さが広まってしまわないためにも、できる限りこまめに掃除しなければなりません。

 

窯内部の掃除

窯の内部には、通常耐火モルタルや耐火コンクリートが使用されています。

いずれも熱に非常に強く、さらに断熱効果がないことによって燃料を燃やした熱を損なうことがありません。

火力をそのままピザの焼き上げに利用できますので、時間を掛けなくてもカリッと焼き上がるのです。

そんな内部の加工材ですが、使用するうちに徐々に粉が窯の内部に積もっていくことになります。

もちろん少量であればたとえピザに付着したとしても人体には何ら影響がないのですが、そのまま放置してしまうと量も増えていきますので掃除が必要です。

基本的な掃除内容は掃き掃除となります。

燃えた後の灰を始めとする屑を窯の外へと掃き出します。

このとき注意しなければいけないのが「水分」です。

窯の内部に水分が残っている状態ではピザをおいしく焼き上げることはできません。

決して水拭きのようなことはしないようにしましょう。

万が一水分を含むようなことをしてしまった際は、火入れ作業を行うことで復旧は可能です。

 

煙突部分の掃除

煙突部分の掃除は非常に重要です。

ピザ窯を使用している飲食店で発生する火災で、煙突を起因とするケースは少なくありません。

ピザ窯でピザを焼き続けていく中で、火力の源となる薪を燃やすと煙が発生します。

その煙はダクトや煙突を通り屋外へと排出されることになるのですが、時間が経つにつれて煙突内部には煤(すす)や油分が蓄積されます。

そしてあるタイミングになると、窯内部の火が何かの拍子にダクト内へ侵入したのをきっかけに、油分を含んだ煤に引火することで火災へと発展してしまうというわけです。

実際にこのようなケースで発生する火災は少なくないため、ピザ窯を導入している店舗においては注意を払わなければならない問題でしょう。

もしも営業中に火災が発生してしまった場合、店内のお客さんや従業員の避難はもちろん、近隣へ燃え移ってしまわないかなど一気にパニックになってしまいますので、日頃のメンテナンスが重要であることは言うまでもありません。

煙突の掃除には専用のブラシの使用がおすすめです。

煙突内部の清掃に適したブラシを使ってこすり、内壁にこびりついた油分や煤を取り除いていきます。

素人でも可能な作業ではありますが、しっかりと掃除をするとなると業者へ依頼する必要があります。

業者の専門的な技術や道具を使用することで、新品に近い状態にまで回復します。

 

掃除をする際の注意点

調理器具であるピザ窯はもちろん掃除が欠かせませんが、煙突についてはそう簡単に掃除できるわけでもありませんので、適切なペースできれいにすることが求められます。

ご自身で行うのかプロに依頼するのか、掃除といっても選択肢があります。

窯本体の掃除についてはあえてプロに依頼するまでのことではないのかもしれませんが、煙突の掃除については素人ではできない部分もあるため、火災などの原因を取り除くことが目的と考えると、なおのこと業者にお任せすることがベストです。

 

メンテナンスの楽な窯を選ぶ

業者に清掃をお任せしなければならないメンテナンスの面倒なピザ窯ですが、実はそんなに手間の掛けらないピザ窯があるのをご存じでしょうか。

木片ペレットを燃料にする「ペレット窯」ですと、メンテナンスの負担が軽減されます。

重厚な鋼板とステンレスを用いられており、燃焼ポットが取り外し可能で、レンガ造りの窯よりも楽に掃除ができます。

大きなキャスターが付いているタイプもあり、移動も簡単です。

ピザ窯の掃除において、ペレット燃料のピザ窯が断然おすすめになります。

手間が掛けらないということはランニングコストも削減されるということになります。

 

 

まとめ

ペレットピザ窯のBAKECOOK(ベイクック)はペレットピザ窯を取扱っている会社になります。

お買い上げいただいた場合には、無料のメンテナンス講習をお付けしていますので、メンテナンスが不安な方にも安心して導入していただけます。

ほかにも、開業支援を積極的に行っておりますので、店舗運営、メニュー開発などあらゆるご相談にのります。

たくさんの方からのお問い合わせをお待ちしております。

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