アメリカン? ローマ? ナポリ? ピザの種類で違う燃焼温度と時間管理

ピザの種類で違う燃焼温度と時間管理
料理をするにあたって「火力」は重要です。いろいろな料理に適切な温度があり、さらに調理時間も考慮しなければなりません。この火力が理想の温度に達しませんと、いくら素材が良くてもおいしい料理を作ることができません。それはもちろんピザも同様です。そこでさまざまな料理の適切な温度について調べてみました。

おいしいピザを家庭で焼くのは難しい?

例えば自宅で生地を作り、手作りピザを焼いたとき、おいしいにはおいしいけど専門店とは何か決定的な違いを感じたことはないでしょうか? その理由は恐らく火力の問題です。一般的な家庭にある調理器具では、ピザを焼くのに最適な温度が出せないからです。

主なピザの種類

そんなピザには主に3つのタイプがあります。それが「アメリカン」と「ローマ」と「ナポリ」です。まずはピザの違いについて分かりやすくするために、「イタリアン」と「アメリカン」の違いを見ていきましょう。

アメリカンとイタリアンの違い

そもそもピザ発祥の地はイタリアです。アメリカンのピザはアメリカに移住したイタリア人移民が持ち込んだピザをアメリカ流にアレンジしたもので、イタリアンピザとは根本が違います。ちょうど中国から日本に渡った餃子やラーメンと同じようなアレンジが行われたと思って良いでしょう。

生地も具も違う2つのピザ

アメリカで独自に発展したアメリカンピザは、厚手の生地に多くの具材を乗せ、むしろ具材を楽しむ料理に変化します。イメージとしてはピザトーストが近いかもしれません。一方イタリアンピザとは、マルゲリータのように薄い生地にシンプルな具材を乗せて、生地の味を楽しむ料理になります。具材を楽しむか生地を楽しむか、アメリカンとイタリアンにはこういった考え方の違いもあるのです。

ローマとナポリの違いは?

では同じイタリアンピザであるローマとナポリの違いは何でしょう? これは生地の焼き方の違いになります。ナポリピザは生地の縁が柔らかく、高くなっている特徴があり、ローマピザは生地を縁まで薄く伸ばし、縁までカリカリに、クリスピーに焼き上げるのが特徴になります。

ピザ誕生のきっかけはコロンブス?

ピザの本場イタリアでは、ナポリがピザ発祥の地とされています。発祥についていては諸説ありますが、最もポピュラーな説をご紹介しておきましょう。

ピザの歴史は古く、16世紀頃まで遡ります。1492年にコロンブスが新大陸を発見し、スペインが中南米の諸国を植民地化します。その中南米で獲れたトマトを船乗りがナポリに持ち帰り、パンに乗せて食べ始めたのがピザの始まりと言われています。ちなみに当時のナポリはスペイン領であり、これがピザの発祥とされています。

ピザを焼き上げるのに最適な温度と時間

さて、ピザの種類や発祥について知ったところで、実際にピザを焼くのに最適な温度と時間を確認しておきましょう。

アメリカンピザはオーブンで焼ける

まず生地が厚手で具材が豊富なアメリカンピザですが、アメリカンピザを焼くのは基本的にオーブンで焼く形になります。これは日本の家庭用オーブンでも火力は足りるため、ご家庭で焼いてもあまり失敗は少ないと考えていいでしょう。

気になる設定温度は200~250℃程度になります。焼くのに必要な時間は15~20分程度が一般的です。もちろん生地の厚さや、乗せる具材によっても時間は変わります。ちなみに日本国内にあるいわゆる宅配ピザチェーンの多くはこのアメリカンピザが中心です。既成のオーブンでも焼くことができるのが大きな理由でしょう。

ローマピザは素早く焼き上げる

一方縁まで生地を薄く伸ばし、全体的にパリパリに焼き上げるローマピザはさらに短時間で焼き上げる必要があります。必要な温度は約250℃です。ローマピザは基本的にピザ窯で焼き上げるため、ピザ窯の床面温度を約250℃にする必要があります。焼き時間は約2分です。この時間で焼き上がるように生地を薄く伸ばす必要があるというわけです。

ナポリピザはさらに素早く高温で

ピザの元祖ともいえるナポリピザはさらに素早く焼き上げる必要があります。その時間はおよそ1~1分30秒。ただしこの時間で焼き上げるには、ほかのピザ以上の高温の窯が必要となり、窯の床面温度で400℃以上、窯内全体の温度で450℃以上は必要だと言われています。

ナポリピザをおいしく焼ける窯とは?

さて、400度を超える高温が必要なナポリピザですが、これをおいしく焼くにはどんな窯が必要でしょうか。まず窯内の温度を450℃以上にするには、ガスや電気では火力が足りません。そこでナポリピザの専門店の多くは、薪を利用した石窯で焼き上げています。

石窯以外でおいしく焼き上げる窯は?

石窯以外でナポリピザをおいしく焼ける窯はあるのでしょうか? その一つに「ペレット窯」があります。ペレット窯とは燃料が薪ではなく「木質ペレット」というバイオマス燃料になります。これは木製加工品の端材や、製品化が難しい間伐材を加工して作られる木質燃料で、薪同様の高火力があります。

まとめ

ピザを焼くと一言で言ってもそのタイプ別に最適な温度が存在します。その中でも特別高温が必要となるのがナポリピザです。ナポリピザを焼くために必要な温度は、現実的にオーブンでは出せない高温に達します。

高温での焼き上げを実現するには、初期投資が高額になる石窯が必要と思われがちですが、ペレットピザ窯のBAKECOOK(ベイクック)で提供しているペレット窯は、最大600℃の高火力を実現し、ナポリピザを90秒でおいしく焼き上げます。また、石窯に比べて導入コストは大幅に抑えられますので、現行のお店や、新規開店の導入には最適な商品になります。気になる方はぜひ一度お問い合わせください。

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