ピザ屋になった場合の年収は?職種別にご紹介


デリバリーピザなど私たちの生活においてピザは非常に身近な存在です。

しかしピザ屋として働くことになった場合の年収が、いくらくらいになるのかご存じない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、職種別にピザ屋の年収についてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

1. ピザ屋の仕事内容

ピザ屋の仕事内容は、基本的にピザを作ることです。

ピザ屋での役割によっても仕事内容は異なりますものの、ピザ職人と呼ばれる職業においてはピザを作ることがメインの仕事となります。

作るといっても簡単なことではありません。

基本的に作り置きはしませんので、注文を受けた時点から作りはじめることになります。

事前に仕込んであったピザ生地を平たい状態へと伸ばし、そのうえにソースやトッピングを載せていきます。

そして温めておいたオーブンあるいはピザ窯へ入れて、生地が焼き上がるのを待つのです。

この一見単純に思える作業は、実は経験と技術を必要とする職人技です。

店内で食事できるタイプのお店であれば、ホール業務も必要です。

ピザ職人が作ったピザやそのほかの注文を受けてお客様へ提供するという、とても重要な役割となります。

そのほかにもオーダーを承り、レジでの会計業務も行うことになります。

また宅配ピザ屋であれば、宅配業務もこなします。バイクを使い、依頼元のご自宅やオフィスへと配達を行います。

バイクの運転を行うため運転免許は必要でしょう。

 

2. 配達員の場合

配達員の仕事内容は前述の通りですが、気になるのはその年収です。

年収を左右するのはどのような雇用かによります。

アルバイトやパートの場合には時給制となりますので、労働時間と時給の単価金額がすべてとなります。

たとえば時給が900円だった場合、月の出勤日数が24日として1日あたりの労働時間が8時間であれば、19万2千円という計算になります。

毎月同じシフトで働いたとしたら、年収は230万円前後になります。

もちろん実際にはこの金額から諸経費が差し引かれますので、手取りはもう少し少なくなるでしょう。

もし正社員として配達員をする場合には、基本給によって決まります。

お店によっては賞与制度なども用意されているかもしれませんので、アルバイトよりは年収が高いと考えてよいでしょう。

しかしアルバイトの場合には、働く時間が長ければ長いほど給与が上がる仕組みになっていますので、頑張り次第では正社員よりも稼げます。

しかしその分だけお休みは少なくなってしまいますので、安定している正社員という雇用のほうがよいかもしれません。

勤続年数が長くなることによって、給与ベースが上がる可能性もあります。

アルバイトであれば時給が上がり、正社員であれば基本給が上がり、なにかしらの手当が付くこともあるでしょう。

仮に時給が50円上がったとしたら、先ほどのシフトだった場合11万5千円近く年収がアップする計算となります。

そうした要素も考えますと、決して安いとはいえないでしょう。

 

3. 店長の場合

ピザ屋の店長の場合の年収ですが、雇われ店長か自身がお店のオーナーかによっても違いがあります。

まず雇われ店長であれば、基本的には企業に所属する正社員という形になります。

そのため給与としては基本給がメインです。

ただしそのほかの正社員と比べますと、担う役割や責任の大きさという違いから、やや高めに設定されていることが多いといえるでしょう。

お店の基準にもよりますが、平均年収としては260~480万円ほどとなります。

それに加えて毎月の売上目標に対して見事達成したあかつきには、数万円単位のインセンティブが付くケースもあるでしょう。

また勤続年数によって基本給のベースがアップすることもありますので、十分昇給の余地はあります。

オーナーの場合には、お店の売上が重要となります。

売上から経費や人件費、仕入れにかかる費用などをすべて差し引いた後に残った分が収入となるのです。

そのため年収はお店によってもかなり違いがありますが、1,000万というのも決して夢ではありません。

ただし売上が低迷した場合には、かなり影響を受けることになります。

 

4. ピザ職人の場合

ピザ職人の場合の年収は、開業しているか否かによって異なります。

開業せずにお店のスタッフとして働いている場合には雇用形態に沿った給与となりますので、年収は200~400万円前後となるでしょう。

ただし開業した場合には、オーナーと同じだけの年収を手に入れられるようになります。

オーナーの場合にはピザを焼く職人としての仕事だけでなく、仕入れからなにからすべてにおいて携わる必要がありますので、仕事量はかなり増えます。

しかしその分だけ年収が入ると考えますと、納得できるのではないでしょうか。

ピザ職人として年収を増やすのであれば、リスクはあるものの開業するというのがベストです。

 

5.まとめ

ピザ屋で働く場合の年収は、今回ご紹介したようにどのような役割で働くかによっても違いが出ます。

オーナー兼ピザ職人として働く形が最も楽しく収入を得られますので、生涯の仕事として考えるのであれば目指すべきモデルといえるでしょう。

ウェックではピザ生地の講習など、ピザ職人として開業をお考えの方に対して支援を行っております。

興味をお持ちでしたらぜひともお気軽にお問い合わせください。

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