ピザ窯に使用する薪の種類とは?薪の種類別の特徴や選び方も解説!


チーズがとろりとして、生地がもっちりサクサクのピザはとても魅力的です。このピザのおいしさは、ピザ窯にこだわることで実現しています。ピザを焼く石窯は、薪を用いていますが、薪にもいくつかの種類があるのをご存じでしょうか。薪は種類別に特徴やメリットが異なります。今回はピザ用の石窯に用いる薪の種類や特徴、薪の選び方などを解説します。

1.基本的には広葉樹(ナラ・クヌギ・カシなど)がおすすめ

薪に使う木材の種類としては、基本的には広葉樹がおすすめです。広葉樹は比重が重いので着火するとすぐに強い火力で燃えてくれますし、持久性も高いため長い時間、一定以上の火力で燃え続けてくれます。

広葉樹の代表的な例としては、ナラ・ザツ・クヌギ・カシなどがあります。中でもナラは薪の代名詞といわれるくらいにポピュラーかつ有用な薪です。ピザ窯にナラを用いる一番のメリットは、強く燃える割に煙が少ないことです。燃やした際のパチパチ音も心地よく、ピザ窯にはぴったりの薪といえるでしょう。

また白樺やアカシア、栗などの複数の木材を混ぜた「ザツ」と呼ばれる薪も、ナラには及ばずとも素晴らしい薪です。ナラと同じように高い火力と持久性を持ち、暖房能力に優れていながら、値段はかなりお手頃価格となっています。

2.火付けには針葉樹(ヒノキ・マツ・スギ)が適している

薪には針葉樹のものもありますが、あまりピザ窯には適していないといわれます。なぜなら針葉樹の薪は基本的に煙突にススがつきやすいため、煙突掃除の手間が段違いにかかってきてしまうからです。針葉樹で薪に用いられる木材の代表としては、ヒノキ・マツ・スギなどがあります。

しかし針葉樹の代表格でもあるヒノキは、気温が低い環境下でもすぐに燃えてくれます。着火性に優れた薪であるため、ピザ窯の火付けの際には優れた能力を発揮するのが特徴です。基本的には針葉樹はピザ窯には向かないといわれますが、こうした使い方をすれば、針葉樹をうまく生かすことができます。

とくにマツは、すぐに燃え尽きてしまう代わりに、強火力でしっかり燃えてくれます。短期的に強く燃えるマツは、温度を急激に上げてくれますので、まさにピザ窯の火付けにぴったりの木材です。

3.ピザ窯に最適な薪の選び方とは?

ここからは、ピザ窯において最適な薪の選び方を説明していきましょう。以下の3点に気をつけて選んでみてください。

3-1.十分に乾燥したものを選ぶ
とくに煙突を用いるピザ窯において重要なポイントは、薪は十分に乾燥したものを選ぶことです。十分に乾燥しておらず、中に水分が多い薪だと燃やした際に煙がどうしても多くなってしまいます。

基準値としては、含水率が15〜20%くらいのもので、薪割り後に1年以上乾燥させたものを選ぶのが無難です。強制的に乾燥させた非アルコールの木質燃料を用いるのも有効です。

3-2.薪の太さは中割り(8本割り)以下のものを選ぶ

薪は割り方により太さが変わります。さまざまな太さがありますが、基本的には中割り(8本割り)以下の太さのものを選びます。ただし中割り薪は強い火力で比較的長く燃え続けてくれる代わりに、燃え始まるのが遅いですので、まずは火付けとして小割り薪(16本割り)や細割り薪を用いて火をつけ、そこから中割り薪をくべるといいでしょう。

3-3.比重と熱量が高く、煙が少ないものを選ぶ

ピザ窯に最適な薪は、比重と熱量が高く、かつ煙が少ないものです。ピザ窯は煙突を用いるため、煙の少なさはとくに重要となります。まずは煙が少ないもので絞り、その中で比重と熱量が高い、長く強く燃え続けてくれるものを選ぶのが最適です。

具体的な木材の種類としては、ナラ、ブナ、クヌギ、ケヤキなどです。火付け用に用いる針葉樹はどうしても煙が多くなってしまいますが、その中でもアカマツは比較的煙が少なくはないものの、多すぎないのでおすすめといえます。

4.「ペレット窯」という選択肢もある

ここまでは薪の種類や選び方について解説してきましたが、薪以外にも電気窯、ガス窯などを用いる方法もあります。しかしこれらの窯では、どうしても薪を用いるものと比べて味や生地の具合や風味が落ちてしまいます。かといって本格的な薪窯を揃えるとなりますと、非常に高額かつ工事する際に一定以上のスペースが必要となるでしょう。

そうした時に「ペレット窯」という新たな窯が注目されています。ペレット窯は、薪の代わりに「ペレット(木質ペレット)」という燃料性に特化した加工木材を使用する窯です。

ペレットは、製材工場などから出た端材、樹皮、のこ屑などを細粉したのちに円筒状に圧縮して作られる固形燃料です。別名を木質バイオマスペレットといい、薪ではないものの木材を使って作られているため、薪と同等の能力を持っているとされ近年注目を集めています。

ペレット燃料は通常の薪と違ってかさばらず、また加工燃料であるため品質も安定しており、素人でも扱いやすい素材です。燃やした際に煙が少なく、排出される二酸化炭素も少なく済むため、地球に優しい燃料となっています。

5.まとめ

以上、ピザ窯に最適な薪はなんでもいいわけではなく、ピザ窯に合った素材を選ぶべきです。またピザ窯にぴったりな木材の特徴をほぼそのまま保有している、「ペレット燃料」という選択肢も、これからピザ店を開業したい方には扱いやすくおすすめです。

ウェックが取り扱っている業務用ペレット窯「BAKECOOK(ベイクック)」は、コンパクトで場所を選ばず簡単に導入できます。素人には加減が難しい温度管理や燃料投入を自動ですので、簡単に扱えます。組立式で工事不要というのもうれしいポイントです。簡単に移動でき、イベント出店や移動販売などにも最適です。ぜひ、導入をご検討ください。

 

 

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